自宅のガレージを改造した簡易テストベイで、誰でも入手できる計測器だけを使ってデータを取っています。
機材は SkyTrak+ と Flightscope Mevo+ の2台。約3万円の 温湿度ロガー を横に置き、打つたびに「気温・湿度・気圧」を Google スプレッドシートへ手入力——という、正直かなり“人力”な方法です。
テストは ヘッドスピード38/42/46 m/s の3段階。自分のスイングだけでは再現しきれないため、友人3人(30 代・40 代・50 代)に協力してもらい、1人20球×4日間 を打って平均値とばらつきを計算しています。ミスヒットも「現実の一部」として除外せず、データ上では色を変えて残すのがポリシーです。
取得した「初速・打出角・スピン量」を、レンジボールの補正係数込みで キャリー&トータル飛距離 に換算。さらに週末ラウンドで Arccos/ShotScope から自動取得できた実戦距離も突き合わせ、「練習場で5ヤード伸びたのにコースで曲がる」などのギャップを可視化します。
こうして集めた ボール300種・クラブ1200本分 の生データと、店頭価格を手打ちで更新した 在庫&価格表 を、誰でも閲覧できる公開スプレッドシートで配信。数字の裏側には、打席で汗まみれになりながらメモを取り続けた“素人の奮闘”が詰まっています。
GOLF TALKS は、飛距離に伸び悩む30〜50 代ゴルファーへ向けて、「ハイテクより地道、広告より実測」を合言葉に、あと10ヤードの現実的処方箋を届けるメディアです。